先日の日曜日は暑かったですね。(というか、毎日暑いですね^^)
研究所では初の「傷寒論」学の系譜セミナーの日でした。お陰さまで無事終わりました!
参加された皆様、お疲れさまでした。
この日の夕食は参鶏湯をいただきました。
なんでこの暑いときに???と思われるかもしれませんが、
参鶏湯って冬のさむ〜い時のメニューではなく、実は夏の暑い日の”夏バテ防止メニュー”なのです!
韓国版”土用の丑の日”にあたる”三伏の日”。
”三伏の日”とは夏至から数えて3つ目、4つ目、5つ目の”庚”の日である初伏、中伏、末伏の総称をさしますが、
この大変暑い期間は”夏バテ防止メニュー”を食べることが韓国では伝統とされているようです。
そして”夏バテ防止”メニューのダントツの一番が参鶏湯なのです。
伝統的には”補身湯”が食されてきたらしいのですが、なんと!この”補身湯”の中身は「犬肉」(!?)
最近では味や香りやコンセプトに抵抗がある人が多くなってきたので、代わりに参鶏湯が人気ということです。
その他にはうなぎやどじょうなども食べられるみたいですね〜。
因に、”なんでこんな暑いときに熱いものを食べるの???”と思われる方のために、調べてみました。
”以熱治熱”のコンセプトとのことです。きっと盛夏の時期は冷たいものを食べがちなので、温かいものをいただいて消化器官を活性化させよう!という意味なのでしょうか?
説明が長くなりました。
さて先日の日曜日は”マイお気に入り”の新大久保の高麗参鶏湯さんへテイクアウトを買いに走りました。
この高麗参鶏湯さん、ホント美味しいんです!
私が一時期参鶏湯に嵌り、手当たり次第(?)食べていた時期(日本で)があったのですが、こちらのものをいただいてから”私のサーチは終わった”と思ったほど。
こちらの社長さんは、スープに使う鶏であったり、中に詰める生薬など、いろいろな点をこだわって厳しく作られているそうなのですが、その手間はこだわりは確実に味に反映されています!!! 白濁スープが美味しそう〜〜。
先日お邪魔した際も社長さんがいらっしゃって、”今日は中伏の日”だから参鶏湯たべるには最高の日だよ!と元気よく声をかけてくださいました。とても元気の良い方なので、もうその声いただくだけで夏バテ防止、な気分です。
参鶏湯と一緒に”高麗人参酒”もお持ち帰りしました・・・。これです、凄くないですか?2年ものとのことです。
このお酒はなかなか便利で、ちょっと体調悪いときにちょっとだけいただくと、あっという間に治るんです!
皆様も夏バテなきよう、ご自愛くださいませ。
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